文化庁京都移転記念企画展

紫式部が生きた平安時代のくらし

　紫式部が『源氏物語』『紫式部日記』を著した時代は、豪華絢爛な宮廷文化が花開いていた。独特の美的センスで調えられた装束、豊富な食材が工夫を凝らして調理された食事など、平安時代のくらしを紐解く。

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平安京 陰陽寮 （ おんみょうりょう ） から
花山天文台まで

　　平安京の御所にあった陰陽寮では、陰陽思想をもとに天文観測が行われ、天の告知を人々に知らせ、多くの記録を残した。明治まで京都は造暦の中心だった。昭和以降も京大の天文台では科学的な研究とともに多くのアマチュア天文家を育てた。

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平安宮の今昔をめぐる

　平安京の北部中央に平安宮は位置した。宮南部中央には朝堂院、その北東に内裏があり、囲むように諸司百官の庁舎が立ち並んでいた。
　豊臣秀吉の聚楽第、徳川家康の京都所司代なども営まれ、今では京都1200年の歴史を刻む。この平安宮の今昔を振り返ってみる。

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発掘調査成果写真展2022

　京都市と公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所では、例年、京都市内での発掘調査成果を紹介する写真展を開催しています。
　今年度も、令和４年（2022年）１月～12月に実施した発掘調査成果について、写真パネルと出土遺物を陳列いたします。

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阿弥陀堂の京（みやこ）─九体阿弥陀堂をめぐって─

　平安時代、来世の阿弥陀如来の極楽浄土へ往生を願う信仰が隆盛し、京には膨大な数の阿弥陀如来像や阿弥陀堂が造立されました。
　今回は多様な阿弥陀堂の中でも、特徴ある九体阿弥陀堂の造形と信仰を探ります。

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【京都アスニー開館40周年記念】

幻の宮　伊勢斎宮と平安京

　かつて、天皇が交替すると、未婚の皇族女性から、伊勢神宮に仕える「斎王」が選ばれました。その歴史は古く、奈良時代には確実に存在し、平安時代には多くの斎王が伊勢へ向かいました。
　斎王に選ばれると、平安京から遥か遠い伊勢の地で生活をすることになります。斎王が暮らした場所「斎宮」は、碁盤目状に土地が整備され、都を思わせるような空間がつくられていたことが、発掘調査からわかりました。
　本展示では、平安京内と、国指定史跡「斎宮跡」(三重県多気郡明和町)の発掘成果などから明らかになった、斎王の姿を紹介します。

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【企画展】森蘊の業績と京都の庭園

金閣寺や銀閣寺，龍安寺や大徳寺大仙院など，京都には数え切れないほどの名園があり，それらはまた数多くの本や雑誌に紹介されています。
今回の展示では，日本庭園の歴史家であり，また作庭家でもあった森蘊の業績をとおして，京都の庭園や森蘊が与えた影響について紹介します。

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平安びとの楽しみ　遊戯と競技

奈良・飛鳥時代以降、大陸からさまざまな遊戯や競技が伝わり、多種多様な遊びが平安京に住む人々の生活を彩りました。また、遊びや競技の多くは年中行事とも関わりが深く、現在も神事として伝わるものもあります。
今回の展示では、平安時代の人々が親しんだ遊戯と競技(スポーツ)について紹介します。